ニキビ跡にサブシジョンは効果ある?
〜ダウンタイム・治療内容・クリニックの選び方を医師が解説 〜

「ニキビは治ったのに、凹んだ跡(クレーター)だけがいつまでも残っている」——そんなお悩みは、セルフケアだけで改善するのが難しいケースが少なくありません。サブシジョンは、こうした凹みタイプのニキビ跡に対して行われる治療のひとつです。
この記事では、サブシジョンの仕組みや期待できる効果、ダウンタイム、向いている人・向いていない人、費用やクリニックの選び方までを、医師の視点でわかりやすく解説します。効果には個人差があり、適応の見極めが重要であることも含めてお伝えします。
サブシジョンとは?ニキビ跡治療の中での位置づけ

サブシジョンの仕組み
サブシジョンは、特殊な針やカニューレ(細い管状の器具)を皮膚の下に挿入し、凹みの原因となっている瘢痕(はんこん)の線維束を物理的に切り離す治療です。ニキビ跡のクレーターは、皮膚の深い部分にできた癒着(引きつれ)によって表面が下方に引っ張られて生じることがあります。この引きつれを内側から解除することで、凹みの改善を図ります。
主な対象となるニキビ跡のタイプ
サブシジョンは、皮膚の底が引きつれている「ローリング型」と呼ばれる、ゆるやかな波打つような凹みに用いられることが多い治療です。一方で、輪郭がはっきりした深い凹みや、ごく浅い色素沈着のみのケースでは、別の治療が選ばれることもあります。
当院では深いタイプのボックス型やアイスピック型にも一部効果がある可能性があると考えており、医師の診察でしっかりと判断させていただきます。
他のニキビ跡治療との役割の違い
ニキビ跡の治療には、CO2ガスレーザー、ダーマペンなどさまざまな選択肢があります。これらが主に皮膚の表面〜浅層にアプローチするのに対し、サブシジョンは深部の引きつれそのものに働きかける点が特徴です。そのため、複数の治療を組み合わせることが検討される場合もあります。
当院ではサブシジョンと同日にジュベルック手打ちなど行なうことで総合的なニキビ跡の改善を目指しています。
サブシジョンの効果|どんな変化が期待できるか

なぜ凹みが改善に向かうのか
サブシジョンでは、瘢痕の癒着を解除することに加え、器具が通った部位に生じる軽い刺激をきっかけに、皮膚自身の組織再構築が促されると考えられています。これらの働きによって、凹んでいた部分が持ち上がり、肌表面の段差がなだらかになることが期待されます。

効果を実感するまでの回数・期間の目安
効果のあらわれ方には個人差があります。1回の施術で変化を感じる方もいれば、複数回の施術を重ねながら少しずつ改善を目指すケースもあります。一般的には、施術後しばらく時間をかけて肌の状態が落ち着いていくため、すぐに最終的な仕上がりが決まるわけではない点をご理解ください。
ただし、オラクル美容皮膚科名古屋院では基本的に一回目のサブシジョン施術の効果が高くなりやすいと考えています。
効果に個人差が出る理由と「適応の見極め」
凹みの深さ・タイプ・肌質・年齢などによって、効果のあらわれ方は異なります。同じ「クレーター」でも、サブシジョンが向いているものとそうでないものがあるため、まずは医師が状態を診て適応を見極めることが、満足のいく結果につながる第一歩です。
サブシジョンのダウンタイム|腫れ・内出血と過ごし方

ダウンタイムの経過の目安
施術後は、内出血・腫れ・赤み・しこりのような感触などがあらわれることがあります。これらは時間の経過とともに落ち着いていくのが一般的ですが、程度や持続期間には個人差があります。施術部位や範囲によっても異なるため、詳しい経過は診察時に医師からご説明します。
当院の患者さんは、感染などの重篤な副作用が発生しなければ、1~2週間続く内出血が気になる方が多いです。
日常生活・メイク・洗顔・運動の注意点
施術当日や数日間は、強くこする洗顔、長時間の入浴・サウナ、激しい運動、飲酒など、血行が大きく促進される行為は控えていただくことがあります。メイクの可否やタイミングについても、施術内容に応じて医師・スタッフがご案内します。指示された注意点を守ることが、回復をスムーズに進めるうえで大切です。
起こりうるリスク・副作用と対応
サブシジョンには、内出血、腫れ、痛み、しこり、色素沈着、感染、左右差などのリスク・副作用が生じる可能性があります。まれに想定より回復に時間がかかることもあります。気になる症状が続く場合や強い症状があらわれた場合は、自己判断せず、施術を受けたクリニックへご相談ください。当院では施術後のフォロー体制を整えています。
サブシジョンが向いている人・向いていない人

適応となりやすいニキビ跡のタイプ
皮膚の底の引きつれによって生じる、なだらかな凹み(ローリング型)のニキビ跡は、サブシジョンの適応となりやすいタイプです。長年セルフケアやスキンケアだけでは変化を感じにくかった凹みでお悩みの方は、一度相談を検討する価値があります。

他治療との併用が望ましいケース
ニキビ跡は、複数のタイプが混在していることが珍しくありません。深部の引きつれにはサブシジョン、表面の質感にはポテンツァやジュベルックの手打ち注射といったように、複数の治療を組み合わせることで、より総合的な改善を目指せる場合があります。どの組み合わせが適切かは、肌の状態を診た上で提案します。
適応とならない/慎重に検討すべきケース
炎症が強く残っているニキビがある場合、ケロイド体質の方、妊娠中・授乳中の方、特定の持病や服薬がある方などは、施術を見合わせたり、慎重に検討したりすることがあります。安全に治療を進めるため、診察時には現在の肌の状態や既往歴を正確にお伝えください。
当院では炎症ニキビが残存してる場合、アグネスやイソトレチノインといったニキビ治療も併用することでより短期間での治療計画を進めていくことが多いです。
サブシジョンの費用とクリニックの選び方

自由診療としての費用の考え方
サブシジョンは公的医療保険が適用されない自由診療です。費用は施術範囲・回数・併用する治療の有無などによって変わりますが、当院の標準的な費用は【19,800円〜143,000円(税込)※麻酔代とカニューレ代含む】です。複数回をご検討の場合の目安や、カウンセリング・診察にかかる費用についても、事前に明確にご案内します。
※掲載している費用は標準的な目安であり、実際の費用は診察内容により決定します。
クリニック選びで確認したいこと
ニキビ跡治療では、医師が一人ひとりの肌を診て適応を判断し、無理に施術を勧めない姿勢が大切です。クリニックを選ぶ際は、診察で適応の説明があるか、リスク・副作用や費用の説明が十分か、施術後のフォロー体制が整っているか、といった点を確認するとよいでしょう。
カウンセリングで聞いておくとよい質問
「自分の凹みはサブシジョンの適応か」「何回くらい必要そうか」「ダウンタイムはどの程度か」「ほかの治療との併用は必要か」「費用の総額の目安は」など、気になる点はカウンセリングで遠慮なくご質問ください。納得したうえで治療を始めることが、満足度の高い結果につながります。
サブシジョンのよくある質問(FAQ)

痛みや麻酔について
施術中の痛みが心配な方も多くいらっしゃいます。当院では、施術内容に応じて麻酔の使用を検討し、できるだけ負担の少ない形で進められるよう配慮しています。一般的には局所麻酔を皮下に注入してから繊維束の癒着を剥がすためサブシジョン手技をしている時の痛みは感じにくいことが多いです。
何回くらい必要?効果はどのくらい続く?
必要な回数や効果の持続には個人差があり、凹みのタイプや肌の状態によって異なります。1回で変化を感じる方もいれば、複数回を重ねて改善を目指す方もいます。一般的には2,3回目に比べると1回目に効果を感じやすいです。
他の治療と組み合わせられる?
サブシジョンは、ポテンツァやジュベルック手打ちなど他のニキビ跡治療と組み合わせて行うことが検討される場合があります。どの治療をどの順番で行うのが適切かは、肌の状態を診たうえで医師が提案します。
ニキビ跡のお悩みはオラクル美容皮膚科名古屋院へご相談ください
まずは医師の診察で適応を確認
ニキビ跡は、見た目が似ていてもタイプや原因がさまざまです。サブシジョンが向いているかどうかは、実際に医師が肌を診て判断します。「自分の凹みは改善できるのか知りたい」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
予約・お問い合わせ方法
カウンセリング・診察のご予約は、以下の方法で承っています。ニキビ跡でお悩みの方が、納得して一歩を踏み出せるよう、丁寧にご説明します。
【オラクル美容皮膚科(名古屋院)/愛知県名古屋市中区錦3丁目15-33 アルティメイト錦大津通ビル8階/診療時間:10時15分〜19時】
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、効果には個人差があります。サブシジョンは自由診療(保険適用外)です。施術にあたっては、医師による診察のうえで適応・リスク・費用について十分にご説明します。
一覧にもどる
arrow_forward